福本和哉ってご存じですか?

カイジ描いてる人じゃないですよ。

詩人なんですよ。詩人。
そんで「詩ーパースター」っての目指してるんだって。
詳細は彼のブログで
http://lineblog.me/fukumoto/archives/182922.html


若い詩人です。
28歳くらいでしょうか。
そして、著書がこちらです。

ちょっと訳あって彼のブログを読みました。
そんで勝手に僕のブログで色々書かせてもらいます。

そこには若さ溢れるおバカさんの写真がありました。

そして、その若さで詩集を出している。
ブログを見る限り、わりとアホな感じがする。

信じれるか?ロベルトなしで信じれるのか?


しかし、自分の若いときと比べてどうだろうか?

出版、手売、そんなこと踏み切れただろうか?

・・・いや、無理だな。

おそらく僕が思う、才能のある人は
「誰かにその才能を見つけられ、才能を開花させてもらい、俺の才能を見つけたプロデューサーみたいな人が勝手に売ってくれて、俺はただ作るだけ」って生き方をしている人と思い込んでいたに違いない。

そう、つまり全て受け身の体制。
周りがなんでもやってくれる状態。

うん。
57年生まれに分かりやすく言うと「ロベルト症候群」ですね。

うん。
説明が必要ですよね。
(ロベルト症候群は僕が勝手につけました)

つまり大空翼ですね。
サッカー少年の大空翼の才能をロベルト本郷が見つけ出し、ブラジル行きをそそのかしたりして、ロベルトの言うとおりにやってたら、なんやかんや無敵のサッカー選手になっていたという話ですね。


つまり、ロベルトみたいな人が自分の才能を見つけてプロデュースしてくれたらいいのにと思い続ける症候群です。

みんな、若い頃はそう考えませんでした?
でも、誰も自分の才能なんて見つけてくれません。

自分の才能なんてわからないし、人より得意なことがあっても才能と言えるのか?。
特に28歳というのは社会にもまれてきて、なんとなく金も稼げて、世界を斜に構えて見てしまいます。
もう、無駄なことにエネルギーを使わないようになる感じです。

果たして、周りに「おまえは才能がある!」って言ってくれる人がいないで、努力する事なんてできますか?

真摯に向き合う姿勢

例えば、サッカーだったり、野球だったりすると、才能は見えやすいですよね。
人より、足が速い。人より、うまくボールをコントロールできる。
優劣が可視化されている。

でも「詩」の才能って見えにくいですよね。
だって、詩には点数がないんです。
詩の素晴らしさを知りたければこの映画を見てください。


懐かしい!
死せる詩人の会!

この映画は国語の先生が
詩の素晴らしさを点数化するという国語の教科書
生徒に破り捨てさせて
「詩は自由だ!!点数になんかできるもんか!!」と言い放ちます!

福本君の詩を読んで、胸の中でサビついてた、この映画を思い出しました。
(実際タイトル忘れて、ググりました。25年前に見て感動した映画です)

彼の本読みましたが、言葉に本当に真摯に向き合ってます。


信じられますか?自分の才能なんて。
才能が可視化できない世界。
教科書のない世界。
練習しても上手くなるかわからない世界。

そこに挑戦するだけで、スゴいと感じていました。

僕自身も、学生時代は音楽やらスポーツやら色々やっていたが、20代は色々言い訳をして、なにもやりませんでした。

なので、買って読んでみました。
自分よりも若い人間が語る詩を買ってみました。
人生の後輩の言葉を読んでみました。


あ、、、、

この人、、、

詩ではふざけないんだ。



ブログで、ふざけている姿を見て先入観から読みましたが、ふざけてないんです。

どういう表現をすればいいでしょう?

例えば、色んなことに気がつく人には「色んなことをよく見てるねぇ」と言いたくなる。

じゃあ福本君に、僕は何て言うだろう「色んなことをよく感じてるねぇ」と言いたくなる。

僕が感じないことを感じている。

その感覚は少し羨ましいとさえ思う。

言葉の重み


詩って、書いた人が死んでいるから重みが出る。
生き抜いて死んだ人が生きていた頃に紡いだ言葉が重みがある。

例えば僕は山田かまちが好きだ。


でも、言葉は悪いが
死んだから好きなんだと思う

死ななきゃ、僕はかまちを知らなかったかもしれない。

若しくは、人生の先輩が書いた詩でしょう。

言葉に重みを持たせるには、年を重ねるか、死ぬかだ。

でも、彼は著書に書いてある。

「思いついた言葉はあるけれどもうみつをにやられてる」と
「みつをっぽい言葉はもうみつをにやらてる」
「ただ眩しいだけの言葉性に合わない」


教科書に育てられた僕らや、僕より若い人たち。

それでも教科書にない事で勝負をしかけた彼の詩に、僕は少なからず感動した。

どうか、死なずに年を重ねる前に、言葉の重みを見つけてほしい。

彼は、自費出版で本を書いた。
そして、ブログに書いてあった。

彼は今こう呼ばれているらしい。

在庫王

僕の好きな詩


彼の本には70編以上の詩が書いてある。
ブログに中身を書くわけにはいかないが、僕が好きな詩をタイトルだけ書きます。

「例外」
「あちらからの意外な言い分」
「あれとって」
「天国地獄」
「紫の太陽」
「カタカタ」
「仮面」

ただ・・・
ダントツで「散るくせに咲く」ですね。

個人的には「仮面」好きだなぁ。

でも「例外」が一番気持ちが良かった。

さぁ、僕も例外になろう!!